050919ドライブベルト交換&マフラー点検

050919

現在の走行距離は47800km。
前回のベルト交換は22500kmだったので、
既に25000km以上走っちゃってる、
絶対に走り過ぎなドライブベルトを仕方ないので潔く交換してみる事にしてみました。
(全然潔くないじゃん!!)
いつも気にしている、定点観測も事前にチェック。

47800km →77km/h 6000rpm/min
前回ドライブベルトを交換した直後は、
22500km →84km/h 6000rpm/min
なので、ま、他にもイロイロな要因が有りますが、
同回転数でのスピードの落ち込みは、
毎日走っているとそれだけで危機感に感じますね。


さて、私自身は今回初めてのベルト交換ですが、
この前にウェイトローラー交換をやっているので、
作業内容は同じ様なもの。。。
サイドカウルを外して、プーリカバーを外して、、、、、


クラッチがムキ出しになりました。

ベルトの交換自体は前後どちらを分解しても出来ると思うんですが、
クラッチハウジングの汚れが気になっていたので、
今回はクラッチ側を分解してみる事にしました。

一般家庭なら必ず一台は有る、(ぜってぇねぇよ!)
インパクトレンチ#17でナットを外します。

※このナットは激しく狂勘合で、普通の工具じゃぁ到底回せません。
トルク管理も必要な重要なナットなので、気を付けましょう〜〜!!
私の様に適当な作業は、シャフトを痛める事になる可能性が有るんで、
十分注意してやって下さい。

はい、クラッチハウジングをソロリソロリと取ります。
するとどうでしょう!!!こんなんなってます〜〜!!!

ナンだこのブラックな粉は!!!!
モリモリに詰まってんじゃないのよ!!
おそろし〜〜〜!!!何処からやってくるのでしょう?!
こいつら。。。
ナンだよコイツの正体は?!

ま、それはいいとして、
ハウジング内をキレイキレイしてあげます。

クラッチはまだ有りますね。
で、このままだと何にも取れないので、

ベルトを緩めるべく、プーリを力ずくで広げます。

センタースプリングを潰すだけなんですけど、
ベルトと結構ガッチリ勘合してて、何か時間が掛かっちゃいました。。。

ベルトを中に食い込ませて、こんな感じ〜〜。

そしたら、クラッチごと引き抜きます。
ぬおりゃ〜〜〜!!
ベルトが結構頑丈ですから、引き抜く時に
クラッチとシャフトのベアリングを傷つけない様に気を付けながら、
ドライブベルトと共に気合で引き抜きます。
クラッチ内のベアリングはこんな感じ。


はい、シャフトがムキ出しになっちゃいました。

ふ〜〜〜ん、おもしろい構造だなぁ。。。。
考えた奴、ほんとアタマ良いなぁ・・・・なんて思いつつ、
各部チェックです。

こちらウエイトローラー側です。

んん〜〜〜〜!!
プーリフェイスがヤバイヤバイ階段状に摩耗してます〜〜!!!
凸凹凸凹〜〜〜!!ヤベェェェ〜〜!!!
こりゃ、今回のベルトの摩耗は早そうですね!!

こちらクラッチ側。
こっちも良い感じで凸凹〜〜!!!!

あちゃ〜〜〜〜!!こりゃ、次回くらいにプーリも交換かなぁ?!

次にベルト。
ベルトは正直言って何処がどんだけ違うのか、さっぱり分かりませんでした。。。
ベルト自体のは、新旧を比較してみましたが、もう全く一緒。
 
見た目じゃ〜〜全く判断できないくらいに!!
え??全然減ってないじゃん!!!て感じ。

で、多分違うのはベルトの長さだと思います。

ちょん切る訳に行かないので正確に測る事は出来ませんでしたが、
多分、旧の方はそれなりに伸びちゃってるんでしょうね・・・・。
んで、いくら2本を見比べても、何の違いも分からなかったので、
諦めて、新しいベルトをプーリに強制的に挟み込みます。

この作業は気合ですね!!
プーリの間隔を押し広げながらベルトを内側にネジ込んで行く!!
ま、写真を撮ってる余裕が有るんで、簡単です。
そしたら、ウェイトローラー側からベルトを入れて、
またまたベアリングを傷付けない様に恐る恐るクラッチをシャフトに差し込みます。

はい、出来ました〜!
そしたらクラッチハウジングを取り付けて、ナットで締め込みます。

んで、私はトルクレンチなんてモンは持っていないので、
締め付けトルクはです!!!

よいこの皆さんは、くれぐれも勘での作業はやめましょう!!
脱落して大変な事になります!!

ちなみに締め付けトルクは、、、、
フィクストドライブフェイスナット 95N.m(9.5kgf.m)
クラッチハウジングナット75N.m (7.5kgf.m)
だそうです。(PUNさん!!情報ありがとうございます!)

で、エンジンを掛けてみます。
アイドリングではベルトはバタバタと暴れてるんですね!!

スロットルをひねると、ベルトはちゃんと張って、
ベルト駆動独特の芸術的な動きを見せてくれます!!!
おんもしれぇ〜〜!!!

エンジンを切って、全てのイジった箇所が問題ないことを確認して、
プーリカバー、サイドカウルを戻して
作業終了です。

作業時間:40分
工賃:ベルト代5600円くらい。




交換後のインプレッション
47800km →81km/h 6000rpm/min
になりました。
約4km/hのスピード差異が出来ました。
んんんん〜〜〜〜?何でだろ??
ベルトは、見た目では全然違いが分からないのになぁ〜〜〜〜。
ちなみに、クラッチのつながりですが、
やっぱり掃除の効果はスゴイです!!!
キュッと繋がるようになりました。
良い感じです。
掃除一つでこんなに変わるなんて、、、、
カスが積もらないように出来ないもんなんだろうか????





おまけ:

今回の作業で、
衝撃的に凄い物を発見してしまった!!!
見よ!!

が〜〜〜〜ん!!
あっぶねぇ〜〜〜〜!!!!
助かった〜〜〜〜!!ふう。
引き抜いて終了。

それと、こんなのも発見!!!

が〜〜〜ん!!
ちょっと〜〜〜〜、何でこんな所が切れるワケ?!
着脱しすぎ???
まだ数回しか着脱してないけど〜〜!!!
頼むよ〜〜〜!!






で、今回はついでに、
先週のツーリング以降、何か異音のするマフラー
とりあえず取り外して見てみることにしました。

先ずはマフラーのこの2箇所のナットを外します。

結構奥にあるナットなので、チョイと工夫が必要そうですね。
私は、六角レンチとモンキレンチを組み合わせたら、
簡単に取る事が出来ました。

締め付けトルクも弱くて、
こんなんで大丈夫??って思うくらい。
まいいか。今までちゃんと止まってたんだし。

次にステイに止まっているボルトナット3箇所を外します。
 
ココは共回りしちゃうので、ちゃんと押さえが必要ですね。

ナットはちゃんと回り止め防止のナットが使われてました。

一番振動するところだからね。。。

はい、取れました〜〜。

何か、かっこわる〜〜!!

異音の原因を探るべく、マフラーを持って、
イロイロとひっくり返したり揺すったり、
やってみましたが、これといって原因物質を掴むことが出来ず。。。。。
諦めました。

もと有ったようにマフラーを戻して、エンジンを掛けてみます。
排気漏れの爆音がしないことを確認して、作業終了です。。。。
んん〜〜〜〜、納得いかネェ・・・・。
何なんだろう?異音の原因は・・・・?

作業時間:20分



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